自画自賛にもほどがあるが、記憶よりずっと面白かった。これは素材サイトさん様様だけど、音楽のチョイスのセンスが私と同じだから(当然)、すごいテンション上がる。遺跡ダンジョンが寂しい曲なのとか、すごく自分の妙な叙情センスが発揮されてるなと感じた。上に貼った素材サイトさんのBGMだけでも是非聞いて!!!素敵!!!!

ゴミ捨て場のダンジョンと、孤児のアルジェンの心理を引っかけてるの、当時の私、やるじゃん……アドリブで作りながらどうしよどうしよってなってた覚えしかないのに。最初の石の看板読む、わかりやすい伏線イベントがバグで起きてないのに気づかないまま出したりとか、挙句の果てに進行不可バグまであるまま出しちゃたりとかして、(当時プレイしてくれた方ホントすみません)そういうやらかしだらけで公開直後はもう見るのも恥ずかしくなってたんだけど、記憶よりずっといい話で自分でびっくりした。

長いのと画像貼りながら再プレイ感想書いたらデータが重くなったので折り畳み。
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やったの自分なんだけど、そこまで「ゲームデータ弄る技術ないよ」をギャグに使ってるの普通に笑っちゃった(流石に覚えてない)





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ホント、罵倒センスだけ妙にあるの「私が作った」って感じ(自分で笑っちゃった)。当時感想くれた人達の中に「アルジェン性格悪くね?」って言う人が誰もいなかったの優しいな。ミドが「嫉妬して嫌な事言ってる」って解説してくれるのが功を成したか。アルジェンがちゃんと幼稚な自分に自覚があると言ってる台詞が入ってるのも良かったか。なんかやっぱへっぽこアルジェンシリーズは自分にしてはすごくいいキャラを作れてたんだなって感じる。




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良い意味でも悪い意味でも似てないって言われると思うんだけど、やっぱここら辺の「魔法は心」みたいなの、魔法陣グルグルのハートの魔法を自分なりにやろうとしたんだろうな。作りながらイメージしてたのは「木精リトの魔王討伐記+」のレオンハルトが言ってた「アンデット系モンスターと戦う時、魔法が使えない部下には気合いを入れて斬れって教える(そうすると普通に斬るより通る)」みたいな台詞だったと思うんだけど。そのレオンハルトの言葉が刺さったのも、グルグルありきのものというか。

そもそも魔法は気合い、心、みたいな話とか、心の物語が好きだっていう自分の好みの起源がやっぱグルグルなんだと思う。

創作が模倣に過ぎないって事が辛いんじゃなくて、創作初めから無意識にずっとそれを求めて作ってたような作品を、あまりに優しい作品過ぎて記憶に残らずほぼ忘れ去ってしまっていたことが辛いんだよね……。模倣するなら忘れないまましたかったっていうか……。そして衛藤先生もニケも、借りにこの話を聞いたとしても別にいい、本当にどうでもいいって言うレベルに優しい、ネアカって作品を読んでて感じる感覚も切ないというか……。

グルグルのメディアミックスが大抵みんな出来が良い理由わかるよなぁ……。誰でも描ける作品じゃないんだけど、創作する人はグルグルと衛藤先生の根底の優しさ、根っからの明るさにたどり着けるから、元をなんとしても再現したくなるというか。あ、ほしくず大冒険はホントに面白くなかった(流用中国製乱造ブラウザゲ―だしね……)でもアレも、広告は作品愛を感じる。