絵と違って小説模写は必要なのか?的なアレはたまに話題に上がるけど、効果があるかはさておき、
「本当に大好きな作家の比較的短い作品で、一回だけ、PC打ちで」やるのはアリだと思う。
小説って結局、
その場の最適表現ををその時の自分なりの最大限で書く(手を抜く、力を入れるみたいな匙加減も含め)みたいな感覚を自分なりに掴んで上手くなっていくしかないような気がするんだけど、まあそういうのが仮に一番目指すところだとすると、
あんま模写自体に意味はないとは思う。
小説書く為の体力、忍耐力をつけるのと、副産物として好きな作品の電子データが手に入るくらいのメリットで、あまり意味のない回り道的練習でしかないとは思う。気になった知らない小説の一冊でも読んだ方が、後から役に立つだろうなとも。
でも
そういう意味の少ない回り道っぽさ含めて、一回はやってみてもいいような気がする練習法ではあると思う。私は神さまのいない日曜日1巻でやった。物草純平先生の
「スクリューマン&フェアリーロリポップス一巻(Amazonリンク)」でもやったけど、アレは長すぎて最後まで模写しきれずに挫折したwwいやコレも大好きだったんだけどさ。
やるにしてももっと色んな作家の短編を沢山、のが良かったかも。まあ模写は、ある程度慣れた人が今更やるような事ではないと思う。絵だってある程度上手くなったら、どっちかと言ったらデッサンみたいな基礎練習とか、流行りの絵柄全体の研究とか、まあ詳しいわけじゃないけど、少なくとも模写よりはもっと違うトレーニングした方が多分いいじゃん?
私も無名の下手くその小物だけど、小説模写よりか
は好きなジャンルの深堀りや、読まないジャンルを開拓しつつ、とにかく読書量増やしたり、
好きな作品を読み返して、今の自分の語彙力全部使って、どこが好きか具体的に語りまくるとかのがまだ実入りがあるような気がする。
物草純平先生、作家辞めたっぽいが元気してるかな……。
入江君人先生は裏で細々と創作しつつ、奇跡の復活してくれたが……。
しかしオメー、こうし
て並べても本当メルヘン系男性作家しか好きにならねーなお前。脳内合法創作系ホスト部作ってるみたいでキメェんだが????みたいっていうか、多分本当にそうなんだが??誰かコロしてくれ。ここに
徳弘雅也が食い込むの一種のバグっぽいが、あの人はまた
別の領域ですごくロマンティストだと思う。そら芸風自体は下品だし、グロイしでわかりやすいメルヘンファンタジーを愛するわけじゃないが……。
ポロッと例えとモチーフにロミジュリが出て来るのは、マジで魂がそういう人だなーって感じ。