やきにく亭
～キャベツを添えて～

グルグル、覚悟のススメを始めとして、気に入った男女カップル、闇落ちヒロインとの精神の殴り合いみたいな展開入りがちでは？と気づき、なんなんだ？この性癖？ってなってる。

ラノベ、フリゲとコレの超劣化みたいな事やらかしてるから多分本当に癖なんだろうな……。

多分私の嫌いな、雑な失踪ネタみたいな山場の正解が↑の男女カップル怪獣大戦争なんだろうな。闇落ちヒロインVS光のヒーロー的な。

ファンタジーが好きってのは、そういう痴話げんかの演出に無限の可能性が出るからかもしれない。ただ痴話げんかをさもシリアスに、感動的にやったってしょーもないけど、グルグルのアラハビカとか覚悟のススメのヒロイン闇落ちは、ここが一つの恋の山場で、人によってはここのくだりが一番面白いなんて言う奴だろう。

重さを美しさに、くだらなさを感動に出来るファンタジーが好きなんだろうな。

勇者ヒロ最後の戦い。全巻読み返して、私にとっての不動の１位のラノベは一生コレかもしれないな……なんて思ってしまった。

いや単純にもっと面白いラノベなんていっぱいあるのは知ってるしわかるんだが、こんなに終始ただ楽しくて、でもほどよくホロリとして、メインカップルが大好きで、皮肉パロそして恋、全てのセンスが好きなラノベって多分ないんだよね。自分だけの名作っていうか。客観的に見たらくだらん話（作者公認のすちゃらかした話）だから、他人にとってはそうじゃないだろうな、とはわかってるんだが……。ただ単に面白いラノベ、もっと感情グチャグチャになるラノベならもっと他にいくらでもあるが、「私が」「（黒い要素にちょっと引き笑いしつつも）基本終始楽しい」ラノベってなるとコレしか思いつかない。

まともに全巻読み返したのは１２年ぶりくらいだけど、読んでからずっと記憶に残り続けていた辺り、ある意味では自分にとってグルグル以上なのかもわからん。




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今書いてる親分×子分、なーーーんの色気もねぇな。まあすぐ手出す年上が好みじゃないのもあるが……。いやコレ、どっちかというと師匠と弟子？よくわからん……。まあ応募先上限３０万字だそうだから、多少チンタラしても、面白いかはさておき書き切れないって事はないだろう。悪役令嬢は思ったより文字数かさばって、６万字制限なのに困ったけど。問題は期限内に完成出来るかどうか。まあまた次開催もありそうだから、最悪今回逃がしても裏で書き切ってデータ保存しとけばいいか……。

しかしあんま応募する賞盛り上がってない気がするな。まあカクヨムでＢＬとかなぁ……。エロも突っ込めないし(非公開で書く事で審査員相手にアピールは出来るが)。ＨシーンのないＢＬとか、よーっぽどじゃないかぎりはカツのないカツ丼だよな。いやカクヨムから出版まで行ってるＢＬみかけたけど。それはよーっぽどの範囲なんよ。

１位　ニケ
２位　葉隠覚悟
３位　イッキ



アバン先生は別にそこまでセクハラしたい感じがしない。生々しい何かを感じないのかもしれない(フローラ様にガチで女性に優しいけど)魔王学校のヒロもそんなにセクハラしたい感じがしない。なんか基準があるっぽいけどよくわからない（本当にどうでもいい）ニケは原作でモブのおっさんにチンチン触られてたから……覚悟くんはハララ兄ちゃんに逆レ未遂されてる時にチンチン舐められてたし……私にもワンチャンくれよみたいな。イッキくんはよくわからない。


どっちかというとメダロットはイッキくんより、メタビーを抵抗できないようグルグル巻きに縛り付けてあのカブトの触角を気が済むまで触り散らかしてメダロットの尊厳を辱めたいかもしれない。そっちのがいいな。

織田回……と見せかけたオールキャラ回？昔読んだ時は面白くなかった気がしたけど、今回読み返したら面白かった。でも冒頭のなんちゃってハーレムはイラネーな。この作品で勇者ヒロにまともな好意を渡せるのはリュウナ姫だけで、それ以外は一生好意発展途上のトラップだから。

っていうかリュウナ以外のサブヒロイン勢は、ヒロと絡んでる時が一番つまんねーまであるからな。女子同士で絡んでる時のが何倍も面白い。読み返してても心底思ったが、ほんっとにヒロとサブヒロイン勢の絡みだと挙動が単調でつまんない！！！！ いくら昔ながらの、メインヒロインがはっきりわかってるハーレム系コメディとはいえ、こんなことある！？！？

普通、ハーレム系ってなったら主人公に対するヒロインの反応って一番カワイイもんじゃん、一番挙動が単調で萌えなくてクソってお前。ヒロ×リュウナの真実恋とヒロ＆フリトのブロマンス以外クソほども興味ない私でも困惑だよ。まあヒロはリュウナ以外の魔王視点だとはぐれメタル的なエサに過ぎないってのもあるだろうが、ここまでやると天丼ギャグ通り越してホラー。

だから、織田をそこそこメインに持ってきたところで盛り上がるわけがねぇんだなあ。当て馬なら当て馬で、まともな好意をぶつけて来るから当て馬になるわけで……。

たかが練習なのに織田がヒロにチョコレートをまともに渡せないのは、ヒロを好きだからという推測は出来るが、そこまで推測しないとたどり着けないブラックボックス化したハーレムなんぞ、軽度のハーレムとしてすら成立していないのである。

グルグルのニケのが、愛するククリ以外これといった親友もいないからヒロより狂ってる、って言ってたけど、考え直したほうがいいかもしれん、このハーレムもどきブラックジョークを前にしては……。




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次書く小説、攻の設定がしっくりこなくて結局いつもの親分子分みたいにしたらちょっとやる気出たけど、アルジェンみたいな秒で弟分喜ぶやつじゃないから冒頭からメンドクセェなコレ……。もっとテンポ良くしたいんだがな……。っていうか私葛藤と常識を書くのが下手くそなんだな？

アルジェンとかなんちゃって悪役令嬢のソフィアとか良いキャラしてたけど、まあ当然新しい話作るなら新しいキャラと向き合わないと始まらんわけで……うーん。

逆にアルジェンがなんで秒で喜んだのか？というと孤児でひとりぼっちだったので兄貴呼びが嬉しかったから、みたいな、なんか掘り下げると割と笑いづらいネタになってしまうんだな。

↓の記事で優しさには裏返しの感情があってしかるべき（理由なき善、菩薩さまもいるだろうけど）、みたいなことほざいたけど、まあそんな感じでアルジェンがアオイに優しいのには裏がある、みたいな感じに１作目作り始めの時にはもう考えていたような記憶がある。無意識に執着している、自分だけのものだから、みたいな。だからアレはくだらない話をずっとギャグで誤魔化して引っ張り続けた出オチみたいな話というか……１作目冒頭でもう目的というかそういうもんは達成し終わってる話なんだな。トレジャーキングどうこうなんてなんも考えてなかったし。

逆に私、多分アバン先生とか覚悟みたいな「そういうもん（生まれ育ちから、最初から勇者、ヒーロー）」ってキャラ多分描けないんだろうな。どうも他人のは信じられても、自分から抽出されるものは信じきれない気がする。だから何故なのか？って考える必要があるが、理由付けが苦手。素人丸出し。素人だからしょうがないけど。

しかし執着を（裏設定状態で）なんとなく組み込むくせに、女性向けの執着攻にハマれないのはなんでだろう。イマイチ両想い感がないからかな……。というか執着攻とか書いてある方があんまり期待できないまである。あまのじゃくだけど。

そんな風に描いてない覚悟君とかニケのが束縛しないのに凄い執着彼氏に見える。なんだろう、双方の運命的な何かが足りないのかな。いつもの、私の苦手な女性向け一方通行みたいな……。ニケククと覚悟罪子、「運命」だもんな。

っていうか恋をしたらなんらかの執着するのは当り前じゃないの？って思うから、なんというかアップルパイにリンゴ入ってますよって言われてるような気分になるのかも。逆にそんな事いうのホントにリンゴ入ってるの？？？間違って梨とか入ってない？？？みたいになるんだと思う。ホントいつものイチャモンだけど。

テキトーに女性向け読むと当然私よりいくらでも上手い人はいるんだけど、なんか中途半端な女性向けって「運命」をイマイチ感じない事が多い。別に自称執着攻くんは誰でもいいように見える。見えるからどうしても「そんな鈍い奴より、わけのわからない僕にはふさわしくない言い出すより、もっとお前のヤンデレ許容してくれる物件探しなよ」ってなっちゃう。攻くんだけが運命と思い込んでるだけにしか見えんものを運命の恋とか言ってるように見えるんだよな。そこは思い込みだとしても二人で運命だと思わないと。秘める片恋でもないなら、間違いにしろ破滅にしろ、恋は二人でするもんでしょうよ。

とか言って自分が書けているかというと微妙なんだけどさ。