コパール王国編の盗賊修行辺りの妄想。あの辺の「ククリを守るため強くなりたい」って直球なニケの心理がすごい好き。考えてみるとこの感覚もネコジタ谷の決意と繋がってるのかなぁ……。コパール編、レイドはピンクボムはいずこ……状態だった気がするけど知らん。なんか私が書くとニケが黒くなってしまうな。原作はほとんど危機感とかなさそう、というか眼中になさそうなんだけど、まあ願望。




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2024/08/25(日) 13:58 グルグル小説 PERMALINK COM(0)
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すごく楽しかった!インターネットやパソコン普及黎明期くらいの時代にSF要素入れたラブコメなんだが、AI少女は恋をするか?人らしくなれるか?という直球テーマが感動的だし、コミカルな空気を崩さずちょくちょく泣かせてくる。主人公のひとし、キモオタスケベそのものなのに好きだな~。

赤松先生って、不器用な男子が頑張る様子描くのがすごく上手いよね、ひとしも浦島も客観的に見たらキモいし至らないところいっぱいあるんだが、なんか愛おしくて時々泣ける。この芸風作家末期には捨てちゃってるのが悲しいんだが……。

ネギま、ラブひな、AI止まとさかのぼるような順番で読んだが、正直AIとまが一番良かった。痛くて恥ずかしいくらいのヒロイン設定も、痛々しいオタクのひとしくんも、その痛さが決して悪い意味じゃなくてぶきっちょで実直で泣ける。

8巻の学芸会の話がすごく好きだなぁ……。アホで至らなくて、でも泣ける、AIとま流人魚姫……。

サーティメチャクチャ可愛い。1巻1話と最終巻比べると本当色々変わったなって思う。見た目はいかにも甘えさせお姉さんなんだけど、実際は結構めんどくさくてでも可愛くて、娘の成長でも見守るような気持ちだった。

良い話も恥ずかしい設定も、全て素直な感じがする作品というのかな……。正直赤松先生にはよくわからない厨二とかカッコイイ男じゃなくて、このぶきっちょで泣ける人間模様路線を突き詰めて欲しかったけど(欠点のある困ったキャラ可愛く描くのがホント上手いんだよな)

そして私はグルグル、魔王学校、AI止まと、男子側に問えば一番は最初から決まっていると返って来るし、なんなら告白だの恋人関係だのなってるのに、何故か関係の進展性が見られないカップルが好きらしい……説明するとわけわからないんだけど、いやホントこの三作、鉄板なのに、告白成功したり恋人前提だったりするのに、関係が進まないんだよな……。そしてどうもそれが一番悶えるし気持ちがいいらしく……。まーたわけわからない中間性癖かタヒねこのクソ肉。
2024/08/25(日) 12:00 作品感想 PERMALINK COM(0)

例えば絵だったら「全ての場面で画材も画風もデッサン風じゃないといけない」みたいな事言ったら絶対おかしいし、みんなもそう言うと思うのに、文章だとちょっと崩した文体になった瞬間そこだけ抜き出されておかしいおかしいとネタにされるのはホントなんでなんだろう?まあ文章なんか誰も読まないからバカにしやすいんだろうけど……。

極論な例えを言うと、文章は「全てがビジネスメール風じゃないといけない」みたいな物言いが何故か肯定されるようなわけのわからん風潮がある気がする。ラノベや二次創作すら。そして、そんなような事を言ってる人でウケていた人がいた記憶がない。

私も流石に句点(文章の末尾についてるコレ→。)が終始ない小説は読む気がしないけど……(詩ならいいんだけど)

逆に「こんにちは。」みたいに台詞の末尾でも句点あるやつもちょっと気になるんだよな……。句点一切なしよりは気にならんが。ホントに昔の小説だとあるあるだったらしいが、太宰治、走れメロスくらいの古さだよなー。この辺も昔文芸部いた時先輩に言われたし、ほとんどこんな書き方してる小説も読んだ記憶ないし。ちなみにつけるつけない、どっちでも間違いではないらしい(今じゃお堅いジャンルでもやらない人のがほとんどだと思うが)
2024/08/25(日) 08:08 雑記 PERMALINK COM(0)
ブラッドベリ短編集。短編の天才って感じ。どの作品も表現が豊かで鮮やか。ただ、ざっと一巡だとちょっと上手く解釈しきれないものも多かったかも。この作家学生時代にハマってたらしい衛藤先生すげーな、私多分学生時代だったらこんだけ文章力ある作家でももっとわかんなかったと思う(バカ丸出し)

お気に入りは人生に一度きりの淡い恋を書いた表題作、「二人がここにいる不思議」、幽霊と老婆の恋を書いた「オリエント急行、北へ」、宇宙人男子の恋の始まりを書いた「恋心」。

話として面白かったのは離婚する夫婦が本を分け合う「気長な分割」。冷めた夫婦のやり取りもだが、オチが上手いと思う。

「恋心」と「オリエント急行、西へ」は続きが読みたくなる。(ここで終わりな意図は私もわかるけど)

2024/08/25(日) 07:54 作品感想 PERMALINK COM(0)
再読。4、5巻が一番イチャイチャとして良かった覚えがあるんだが、やっぱり読み返しても良かった。リュウナの親父さんとお母さんの馴れ初めが可愛いし親父さん可愛い。竜王×乙姫のカップルってのも面白い。
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2024/08/24(土) 14:47 作品感想 PERMALINK COM(0)
千年女優の主題歌、ロタティオンの歌詞をじっくり読んでたんだけど、やっぱり私のこないだの考察は、全部合ってるとは言わんが方向性としては間違ってない気がする。それで悲壮感がなく、わからなかった当時も後味が悪いとは思ってなかったと思うのがすごいんだけど。

しかし私は2409回目の初恋もだが、1000単位の愛好きやなぁ……ずいぶんなロマンティストなんですね……。(エロ性癖よりこういうのを認める方が恥ずかしい)。西村悠先生も1000単位の愛みたいなの描くのってコレが初めてじゃなくて、デビュー作のタイトルが2409階の彼女、短編集の幻想症候群の最終話が「1000年の森」だったりと、作家の一つの至りとしてコレが存在するのがなかなか度し難い重さですね。ループものも銀河鉄道も今まで他の作品で何度も試みていた手法だしな。まさしく本人が何度も長い創作活動で繰り返してきたものの答えなんだなぁ、初恋。

千年女優もホントはそういう、創作者としての集大成で出すようなもんで、これをクリエイター人生序盤で出しちゃうのは結構狂ってるよなやっぱ。

ロタティオンが監督の出棺曲だったと今知ったんだが、なんだそのリアル千年女優は……。実際これが一番送り出すにふさわしいとは思うが。千年女優が一番、監督が大好きだった幻想、虚構の結論が出てると思う。っていうかロタティオンそのものが出棺曲前提に聴こえるな。花散峪山人考のdamnと同じで。

今敏監督はなかなか幻想クリエイターの中でもキているというか、この人に比べたら押井守さんは常人なんだなって感じ。わかりやすく病んでるわけじゃないと思うんだけど、狂気が半分天然くさいっていうか……。虚構の趣味人とド天然の違い?

西村悠先生と今敏監督の虚構、幻想は時々恐ろしさがあるんだが、押井さんはそこまで感じたことはないしな、個人的には。映像的ショッキングとかの話じゃねえんだけどなんだろ、なんか説明がまた難しいラインなんだよな、いつもの。

うる星やつらビューティフルドリーマーは傑作だと思うんだけど、千年女優とか2409回目の初恋ほどうわー超美しいけどキてるな~(褒め言葉)までイカレではないというか……。もっと深く考察するならビューティフルドリーマ―のが実はヤバイのかもしれんけど。

千年女優とか初恋よりイカレてると好みから多分外れるから、狂気的な虚構なら、ここら辺が私の理想の到達点。
2024/08/24(土) 11:21 作品感想 PERMALINK COM(0)