アラハビカミュージカル本当に大好き。ククリ姫はホントに面倒くさくてカワイイ。

ドキドキ伝説のアラハビカミュージカルもそれはそれは素敵らしいからやっぱ無理してでもドキ伝DVDは欲しい……。

こういう、作品の佳境も佳境、最終回でもいいような話が豪華に二回もアニメ化されてるのマジですごいな。正直こういうの、作者と作品が読者だけでなく、出版社側とかの関係者にも相当愛されてないと難しいと思う。

グルグルの夢小説というか、ファンドリーム的な願望があるとしたら、純粋に、ニケとククリの友達としてコレ（アラハビカミュージカル）に参加してぇ。

ホント、星くず大冒険がもう少しまともなソシャゲだったらな……。まあ私にはつまんなかったお陰で課金しなくて済んでるからいいのか。

っていうか恋するハートをアラハビカで完成出来なかったのって、ニケの手元にハートの半分があったからってことよな？なんかこういう、控えめさと自分のこだわりででっかいチャンスを逃してしまう感じ、とてもククリちゃんらしいよな……。もう一度、なりゆきではないニケの意志で迎えに来てほしい、って流れは泣かせるし理解出来る女心だけどね。おそらくアニメ、原作同様一目ぼれだろうと推測できるとはいえ、ニケの冒険のキッカケはなりゆきと誰かに押し付けられたものでしかなかったわけだからな。

というかアラハビカの前、妖精の村辺りでククリちゃんも聞いてる形で「めんどうくさい……と思ってたよ、旅立つ前は（でも今はククリと旅してて楽しい）」って言ってたから、ククリちゃんは無意識に、自分の王子様が自分を好きで迎えに来たのではなかった事が潜在的にずっと、気にかかっていた可能性があるな。ニケはククリを知らず育ったのでそんなもん当たり前なんだけど（その上でおそらく一目ぼれで冒険当初から尽くす男としてやって来たのでかなり重症だと思うのだけど）そこがククリちゃんの可愛くて面倒くさいところだよな。

しかしニケ王子とククリ姫の事考えてると、そもそも童話の白雪姫だの、グルグルでもアラハビカでパロられる形になっている眠り姫だのの王子もなんかわけわからんな、みたいなとこあるな。会った事もないお姫様に、そこまでするかぁ？みたいな。

だから久美沙織さんのプリンセスストーリーズだと、白雪姫は一度幼少の時王子様と運命的な出会いをしている、眠り姫はそもそも幼なじみ王子っていう改変が入ってるよね。

まあ白雪姫は王子が死体見て一目ぼれしてるからそもそも死体愛好家だとか、眠り姫のキスもそもそもアレは眠姦の暗喩だとか（アルジャーノンの作者がそのものずばり、眠り姫ってタイトルでそういうネタやってたねー）だとか色々説があるわけだけど、よく考えると童話の王子って「最終的に美少女の相思相愛だからなんとなく流しちゃうだけで、そんなに愛する勢いあるの変な感じ」だな。

シンデレラは国中探すあの執着もわかる、一夜とはいえ見惚れて一緒に踊ったわけだから。白雪姫と眠り姫は、素で読むとよく考えたらなんか変。いやそういうの大好きな私が言うのもアレだが。

まあそういう、童話のお姫様視点で納得出来ない部分をククリ姫が解消しようとすると、「魔王ギリを今倒せなくてもいいから、私の半分のハートを持って、今度はあなたの意志であたしを迎えに来て」になるわけだな。いやーククリ姫、ホントに面倒くさいし共感出来るし可愛い。
2024/07/28(日) 15:57 グルグル考察 PERMALINK COM(0)

曽山夫婦可愛いけど私は一人でキモホラー

曽山一寿先生の　#僕が妻の好きな所５０　タグ面白すぎ。作画も似てれば魂も生態も似ている、年齢も同じ、同属性カップルのお手本みたいなカップルだな……。それでいて、ちょっと趣味が違うところも好き、って言ってるのもポイントが高い。

曽山先生も一時期死ぬほどハマり散らかした作家なんだけどマジで私旦那作家しか好きになれないのでは……？流石にこの性癖キモくなって来たな自分で……。

もうここまで開けっぴろげにしたなら全部言っちゃうんだけどね、なんか……その当時知らんかったのに離婚してた感じの元旦那作家とかも、その情報知る前からなんとなく前ほどハマれなくなっていた事が３回くらいあるんですよね……。

マジで作家ガチ恋勢とかの方がキモくないんじゃないか、くらいの不気味な性癖だな……っていうか普通に面白いかどうかでハマれよ気持ち悪いな私……。

自分がキモイなんてこと自分が一番わかってるんですけど、↑の挙動全部無意識だったんですよね、猛暑にピッタリのホラーですね。ちなみに女性作家だと良い意味で別にどうでもよくて気にならないので、本当に我ながら気持ち悪いなって思います。

女の人は授業で旦那とラブラブだった詩人と旦那と上手く行かなかった詩人と読み比べてどっちも同率で面白いって思った記憶があるのに、なんで男性作家だけこんなクソな読み方しかできないんだ？冗談抜きで頭の病気を疑い始めた。

まあみんな多分多少なりとも異性の作家って好きか嫌いかバッサリ分かれるんじゃないか、って思ってるけど、それにしたって私は過剰で異常過ぎる。もちろん女性作家も好き嫌いはあるけど、男性作家ほど極端ではないんだよなぁ。

太宰とか田山花袋くらいの古典的文豪まで行っちゃうと、だいぶ発想や本人の挙動がカスでも行けちゃったりするんだけどね。尾崎紅葉もだが、自分の敵みたいな読者すら実力で殴ってねじ伏せられるからこそ文豪と言われるんだなって、自分が読者側として強く納得させられてるかも。

花散とかハーメルンのバイオリン弾きみたいな、女子が散々な事になるようなのでも大好きだったりするので、作品の表面上で起こる何かが問題とかじゃないと思う。前述二作より紳士的なはずなのに大嫌いとか普通にある。男性作家から無意識ににじみ出る何かが大嫌いだったり大好きだったりするとしか言いようがない。マジでキモイ。
2024/07/28(日) 14:42 作品感想 PERMALINK COM(0)

ミグミグ族と異種族恋愛

考えて見ると魔法陣グルグルも１は異種族恋愛の難しさみたいなのを描いてる気がするので、私の異種族恋愛性癖にも一役買ってたりするんだろうか？とか思ったりなどした。こないだも言ったけどグルグル１のニケがククリを理解するまでみたいな中盤までの話、入り婿の難しさと覚悟っぽい。

２だとニケが落ち着いてて他の子に目を向けなくなるの、そらまあ結婚は早くて告白もなんか曖昧になっちゃったとはいえ、アスタナシア一緒に行って一度お婿さんに貰われたようなやつが今更揺らぐわけもないわな……とますます納得感。

ニケとククリの無印の関係性が、国際結婚とか異種族恋愛とか異種族の入り婿の難しさも入ってるって思うと、異種族恋愛とか国際結婚とか、周囲からの差別や圧がなくても大変だな……とか思ったりなどした。異文化交流とか理解って大切なことかもしれないけど、そもそも個人の範疇超えるというか……そこが大切な第一歩でもあるんだろうけど。

バトーハの塔の悲劇って、実際差別されて恐れられる理由にはなってると思うしなぁ……そら差別は行けないと思うしコーダイ王家はクソだけど、それはそれとしてアレを怖がる気持ちってのはわかるエピソードのような気がする。ギャグっぽく描かれてても。ニケも心のどこかで、第一章の出来事がトラウマになっていた、ってのを鑑みると、やっぱミグミグ族ってのはちょっと怖い一面もあるはあるんだな。

というかバトーハの塔のカップルとニケククの何が違うかって言うと、ニケが最初からかなりククリの為だけに動いてて尽くしてる部分だと思うので、なんというかミグミグ族って、友情にしろ恋にしろ、向こうの本気にこっちも本気で応えるくらいじゃないと悲劇はうっかり起きるような、そういう怖さをちょっと感じるかも。

ニケククってホントニケがニケじゃないと成立しないというか、ホントに色んな意味で運命的なカップルやな。正直レイドとか、脈があったとしてククリちゃんに応えられるのか？という不安がある。どうもアイツは頼りがいがない、呼ばれてる通りの坊っちゃんというか……。デキルコみたいな子に翻弄されてる分にはバランス良いと思うが……。
2024/07/28(日) 14:08 グルグル考察 PERMALINK COM(0)

それでも私は見たくない、という題材

ずっと何年も読んでるweb小説の今シーズンのテーマが人間の汚さVS人ならざる者のエゴ（作者がハッキリ語っている公式見解）なので思ったが、私は散々人間の汚さみたいなのをメインに持って来られるのが嫌だと言っても、人間賛歌を語るキャラには入れず、やっぱ汚い人間側なんだよな……。

路上で寝てる酔っ払いの対応法みたいなのをネットで見かけても「んなもんそもそも友達とか家族でもなきゃ触るな、触った方がアブネーから。ほっとけ」ってなる人間だけど、もうちょっと親切な人はやっぱ助けようとするからね。その上で私は「助けたいにしても、よっぽど危ないとこに寝てるとかじゃなきゃ通報だけして触るな」って言うけど。そういうのが出来ないし多分見かけてもやらん時点で人として汚い側なんだよね。特に改善したいとも思わんがね。

身内はどっちかというと助ける側だけど、正直それすら褒めないで、ほっといて触らない方がいいとすら思ってるからな、私。物語の主人公って、話の都合とかも相まって、程度の差はあってもリアルに考えたらみんなかなりお人よしだけど、その善性に好感という共感は持てても、自分が理解出来るって意味での共感が出来ないような感覚は昔から普通にある。作品読んでて全然困るような感覚じゃないんだけど。

まあやっぱその上で人間の汚さみたいなのは作品のメインで見たくないけどね……そのweb小説も匙加減と技術が相変わらずすごいから読めるし今が一番面白い！！！ってテンション上がってるけど、結構タブーギリギリの題材にまで行ってるな、って感触はある。諸々の「面白すぎるからOKになってるタブー」は今回に限った話じゃないが……。

というかアレだ、「誰かを助けたい」みたいな感情、物語としては最高で当たり前だけど、既にその感情自体が重い。ファミレスとかで「飲んだコーヒーの売り上げの一部は貧しい子ども達に寄付されます」みたいな話も、その情報が既に重い。寄付自体はいいから、その情報をこっちに寄越さないでくれ、ってくらい重い。

しかし人間性の割に人間賛歌が一番見たいってのもなんかこう……多分ここが一番、私が二次元に夢を見ている部分なんだな。だーい好きなお姫様と王子様の恋物語よりロマンティスト（笑）部分が出てて、寒気と怖気がすごい。
2024/07/28(日) 09:57 作品感想 PERMALINK COM(0)

ギルベルトとかいう、灰色工房の中でもSSR通り越してURの珍獣

クチバジムのスイッチの場所を特定する装置(作者本人が普通に調べた方が早いって言ってる)とか、グルグル２で出て来た火と水の剣(火の熱さを水で中和した結果、普通の剣)みたいな、手間暇をかけたのに普通～それ以下になる現象面白いな、他にないかなって思ったんだけど。

１０月３２日のハロウィンのギルベルトさんの人生が真っ先に浮かんでしまって申し訳ない気持ちになってしまった。（でも正直な気持ちだ……）

マジでギルベルトとかいうキャラの人生ってなんだったんだろう。同サークルの魔女夢のレオナール君とか、ものぐるの塵芥先生もある種の狂気とか意地を貫いた結果の破滅的な要素はあるが、同時にそれは、常人が理解出来ずとも、貫いた結果何か大切なものを残したという事でもあるから、読んでて悲しいが、見届けた達成感みたいなものがちゃんとある。でもギルさんホント何？

私神のレティシア、ハロウィンのギルベルト、罪咎の執事で「コイツの人生なんだったの対決が接戦」とか一人でほざいてたけど、レティシアさんは歪んでても息子に愛情は伝わっていたし、罪咎もアレはお嬢さまに見初められた男の話ではあるし(当然狂ってはいるが)、やっぱ自分で破滅への道を進んだという点も相まって、ギルベルトさんが優勝だわ。

冗談抜きでギルさんほどの愚か者が、何十年とオタクをやってきて他に思いつかないので詰め込みまくったオタク知識の敗北を感じるよな。同サークルはこれからも面白い作品出まくると思うけど、自業自得っぷりの芸術性といい、ギルさんほど芸術的なバカは流石に今後出ないんじゃない？説すらある。

単にギルさんほど報われない人生のキャラっていうなら、まあ普通にいるんだけど、それってみんな世界の理不尽とか自分で回避できない現象とセットだから、本当にギルさんほど愚か者ってちょっと浮かばないよね。っていうかギルさんなんか報われても困るんだけどね。

蜘蛛の糸の高麗人参版みたいな話の意地悪ジジイでも、生前ニンジンの切れっぱしを善人ジジイにあげたから一回くらい地獄から逃げるチャンスがあったのに、マジでギルさんには、生前打算なき善行というのがハロウィン７周くらいして隅々まで見ても見つからないからな……。嫁をイジメから助ける時点で心理的に打算まみれで終わってるからスゴイ。っていうか死んだ後自分で自分をバカって言ってるのもスゴイ。もう私が言う事ないじゃん(半永久的に言いまくっている)

同サークルの他の作品のキャラはちゃんと読んだら悲劇でも納得がいくし、キャラにも同情の余地があるから言う事がなくて（良い意味で）、ついついギルさんばっか粉々になるまで突っついちゃうのよくないな……。

変な陰湿なオタクに「クチバジムのスイッチの場所特定する装置（製作者が普通に調べた方が早いと言ってる）」みたいな人生と言われたギルさんに未来はあるのか！？ギルさんの未来とかプレイヤーが起動した時点でもうないけど……。ハロウィンはある意味冒頭から「終わっている」話なので……。っていうか本当にマジでギルさんって「普通にやったら幸せになれた致命傷バカ」としか言いようがなくてな……。私神のレティシアさんにもそういう面はあるが、彼女がそんな事を出来るほど強くもなければ、楽しい人生でもなかったのは、最後まで読めば悲しいほど良くわかるしな……。

やっぱギルさんは「おめーは多少家庭に問題があっても普通に出来ただろバカか」としか言いようがなくてな。そこ含めて人間らしくてすごく好きなんだが……。人間、狂ってても心のどこかでおかしいって気づく瞬間はあるんじゃないかって思うんだけど、それで簡単に止まれないって部分が、一番人間の人間らしくて悲しい部分だと思うんだよね。ギルさんと同じことはしなくても、なんか止まんなかった的な感覚はやっぱ共感性が高いというかね。(急に真面目になって反応に困るくだり)

っていうか比較対象として挙げたクチバジムのスイッチの場所特定装置とか、火と水の剣とかは完全に作る側もギャグやネタ扱いなんだけど、大真面目な人生、悲惨なシリアスの話でこの滑稽さに並んだギルさん、やっぱ唯一無二過ぎると思う。

これでも一応、同サークル全体括りでも、ハロウィン単体括りでも、ギルさんがかなり最推しの方なんです！信じてください！（檻をガチャガチャさせながら）
2024/07/28(日) 08:57 作品感想 PERMALINK COM(0)

全身の毛の生命力だけボボボーボ・ボーボボ

あまりに近年暑いから、美容じゃなくて生存戦略として夏場は全身のムダ毛を剃り倒しているのだが、毛の生命力が強すぎて数日で大体元通りに体裁が整い始めるので困る。生き残りたくないのか、この猛暑を……。

剃りにくすぎて、太ももの裏辺りに剛毛が残り続けるのも困る。太ももこそ一番熱さ対策で重要らしいだから気休め程度でも涼しくしたいのに……。（暑い時は、太い血管が集中してるここら辺を重点的に冷やすといいらしい）まあ全身満遍なく水浴びのがいいと思うが。頭も物理的に冷やせ。

逆に冬場はこの剛毛で多少寒さが緩和されてるんじゃないか疑惑がある。イエティ（雪男）みたいな……。
2024/07/28(日) 08:31 雑記 PERMALINK COM(0)